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2022年10月6日木曜日

ロシア‐ドイツ間の天然ガス用海底パイプラインの漏れは止まった?

 今回は、2022926日(月)に欧州のバルト海ボルンホルム島沖の海上でガス漏れとみられる大量の泡が発生した事例を紹介します。ガス漏れの発生源はロシア‐ドイツ間の天然ガス用海底パイプラインとみられ、報道では欧米とロシアの観念的な言い合いが報じられていますが、このブログでは政治的な話を抜きにガス漏れの状況とその対応に焦点を当ててまとめてみました。

< 発災施設の概要 >

■ 発災があったのは、欧州のバルト海(Baltic Sea)ボルンホルム島(Bornholm)のデンマーク(Denmark) とスウェーデン(Sweden)沖の海底である。

■ 事故があったのは、海底パイプラインのノルドストリーム(Nord Stream)の敷設場所付近である。ノルドストリームはロシア(Russia)のガスプロム社(Gazprom)が所有し、ロシア・サンクトペテルブルク近くの沿岸からドイツ北東部まで約1,200kmにわたる天然ガスパイプラインである。


<事故の状況および影響 >

事故の発生

■ 2022926日(月)の夜、ノルドストリーム2パイプラインのオペレーターは、105バールからわずか7バールまで急激に圧力が低下したことを確認した。その後、バルト海の海面にガスで泡立っていたのが確認された。

■ 927日(火)、デンマーク国防司令部は、バルト海にあるボルンホルム島沖の3か所でガス漏れが確認されたことを明らかにした。ガス漏れ源は天然ガスパイプラインのノルドストリームだとみられるという。ガス漏れは、2本あるパイプラインのうち、ノルドストリーム1の2か所、ノルドストリーム2の1か所で起き、ガス漏れが原因とみられる泡(最大のものは直径1km)が海面に発生している。海面のガス漏れによる泡の状況は映像が公開され、ユーチューブに投稿されている。YoutubeFootage shows Russia's Nord Stream gas pipelines leaking under Baltic Sea2022/09/28)を参照)

■ デンマーク当局は海上交通に危険があるとして、島の沖から5海里(約9km)以内の航行を禁止した。このパイプラインをめぐっては、ロシア側がウクライナへの軍事侵攻後に供給量を大幅に減らし、20228月末から完全に停止していて、残っていたガスが漏れたとみられる。

■ 927日(火)、ロシアは、ノルドストリームの3つのパイプラインが同じ日に損傷したと発表した。3つのパイプラインが同日に損傷するのは前例がないといい、復旧の見通しは立っていない。

■ 929日(木)、スウェーデン沿岸警備隊は、パイプラインのノルドストリームで4件目となるガス漏れを確認した。沿岸警備隊によると、スウェーデン海域の2件のガス漏れは1.8km離れており、スウェーデン海域のガス漏れから最も近いデンマーク海域のガス漏れ箇所までの距離は4.6kmだという。

■ ガス漏れは、いずれもバルト海に浮かぶデンマークのボルンホルム島付近で、それぞれ比較的近い場所で起きた。ボルンホルム島は、西をデンマーク、北をスウェーデン、南をドイツとポーランドに囲まれている。ガス漏れが起きているのは国際水域だけではなく、デンマークとスウェーデンの排他的経済水域でも起きている。この地域はかなり浅く、平均して水深50m前後だという。

■ 929日(木)、ガス漏れの2か所はデンマークの排他的経済水域内で発生しており、デンマーク当局者は、パイプライン内にあったガスの半分以上がこれまでにバルト海に放出され、残り大半も102日(日)まで漏れるだろうと述べ、漏れは少なくとも1週間続く可能性が高いと述べた。

■ ガス漏れの原因はわかっていないが、スウェーデンの地震学者は926日(月)に海底で爆発を観測したと語った。地震学者はマグニチュード2.3の地震に相当する揺れを記録しており、複数の爆発があったとみられると説明している。

■ スウェーデンの地震ネットワークとデンマークの地震ネットワークの両方が、926日(月)にガス漏れの地域で2回の爆発の可能性が記録されたと述べた。最初の爆発はスウェーデン時間の926日(月)午前23分に発生し、2 回目の大きな爆発は午後7 4分に発生した。地震データにより、スウェーデン海事局が2 つ目の漏洩の場所として指定した場所からわずか数km以内に 2 回目の爆発があったことが特定できたという。「正確ではないが、漏れの領域にかなり近いといえる」という。

 地震専門家によると、24 時間以内にこのような特殊な地震の特徴を作り出した可能性のある自然現象はないという。その代わりに、スウェーデン海軍が爆雷と海底機雷を使用して訓練演習を実施したときに、地震ネットワークが検出した地震現象に非常に似ているという。

■ スウェーデンとデンマークの地震学者はガス漏れの近くで2つの爆発の可能性を記録したが、爆発は海底ではなく、水中で発生したとみられるという。英国の防衛関係筋は、爆発はおそらく計画的で、水中地雷やその他の爆発物を使用して遠くから爆発させたとみられると語っている。 

■ 101日(土)、デンマークのエネルギー庁は、バルト海で破裂した 2本の天然ガスパイプラインのうちの1本の漏出が止まったようにみえると述べた。ノルドストリーム2を運営している会社から、ロシアからドイツまで走るパイプラインの圧力が安定したようにみえると知らされたという。これは、ノルドストリーム2のパイプラインでガスの漏れが止まったことを示しているとみている。

■ 102日(日)、デンマークのエネルギー庁は、ノルドストリーム1とノルドストリーム2 のパイプラインからの漏れが最終的に止まったと語った。破裂したパイプラインに入る水からの圧力でガスの漏れを止めたとガスプロム社が述べたが、その根拠ははっきりしなかった。

■ 103日(月)、スウェーデンの沿岸警備隊は、ノルドストリーム1からのガス漏れは、海面では確認できなくなったことを明らかにした。一方で103日(月)の午後に上空から観測したところ、ノルドストリーム2からは直径約30mのガス漏れが依然として確認でき、規模もわずかに拡大したという。

被 害

■ 海底パイプラインのノルドストリーム1とノルドストリーム2が、ボルンホルム島沖の海底で損傷したとみられる。

■ 海底パイプライン内に残っていた天然ガス(主にメタンガス)が海中へ漏出して、海面から大気へ放散し、環境汚染を引き起こしたとみられる。  

< 事故の原因 >

■ 原因は調査中で分かっていない。(爆発物による破壊工作という話があるが、爆発の状態は確認されていない)


< 対 応 >

■ 海底パイプラインのノルドストリーム1とノルドストリーム2が破壊工作を受けた疑いがあることを受け、欧州各国は、928日(水)、石油・天然ガス関連施設周辺のセキュリティを強化すると発表した。一方、EU(欧州連合) に加盟していないノルウェーは、石油と天然ガスの施設を保護するために軍隊を配備すると述べた。石油が豊富な国で、欧州最大の天然ガス供給国でもあるノルウェーは、陸上・海上設備のセキュリティを強化するとエネルギー相は述べた。

■ 専門家によると、海底パイプラインなどの施設を保護するための出発点は2つあるという。ひとつ目は、機器の故障や問題を自動検出する方法を構築すること。そして、損傷が発生した際に現場に急行して検査できる水中ドローンなどの機器を用意することである。ノルウェーは、エネルギー関連のインフラストラクチャーの軍事的保護を強化すると語っており、こうした措置はすでに始まっているとみられる。

■ デンマークとスウェーデンが調査を進めているが、現場での検査は未実施で、爆発の原因もはっきりしていない。欧州当局者は調査開始まで2週間かかるとの見方を示す一方、別の情報筋は102日(日)にも調査が始まるかもしれないという。

■ 欧州中の捜査当局は、誰が、何が、今回の爆発とおぼしき事件を引き起こしたかを正確に突き止めようとしている。捜査には地震データやその他のセンサーを含む、この地域に関して保有されているデータの調査のほか、事件に関する通信が傍受されたかどうかの調査、意図的な破壊の形跡がないか確認するためのパイプラインの調査など、複数のステップが含まれる可能性が高い。

■ パイプラインは水中の圧力に耐えることができるように、コンクリートでコーティングされた厚い鋼管で作られており、それらを損傷するにはかなりの力が必要である。スウェーデン王立工科大学の教授は、海底に残ったクレーターの大きさとパイプの損傷を調べることで、爆薬のサイズと爆発の場所に関する答えが得られる可能性があると述べた。海底の痕跡を調べれば、爆発装置がどこに置かれたかを突き止めることができるだろうという。しかし、ガスの漏れが重要な証拠を吹き飛ばした可能性があると付け加えた。

■ 欧州の安全保障当局者が、926日(月)と27日(火)にバルト海のガス漏れが発生した地点の近くで、ロシア海軍の補助艦を確認していたことがわかった。ガス漏れは926日(月)に発生し、水中での爆発が原因だった可能性が高いといわれている。この情報はロシア艦船が爆発と関係しているかはわからないが、今後の調査対象の一つになる。ただ、デンマーク軍の当局者は、ロシアの艦船がこの海域を日頃から航行しており、そうした船が存在しても、ロシアがパイプラインを損傷させたことを示すとは限らないと語った。近年、ロシアはバルト海での活動を活発化させており、海でも空でもデンマークが気づいているかを試しているとみている。しかし、そうした目撃情報はロシアに対する疑いの目が増す結果となっている。

■ 929日(木)、ドイツは、ノルドストリームの損傷でパイプラインから約30万トンのメタンガスが大気中に放出されたと見積もった。メタンは地球温暖化を最も強力に促すガスの一つで、この放出量が20年の期間で気候変動に及ぼす影響は自動車約548万台の年間排出ガス量に匹敵するという。損傷したノルドストリーム1は稼働停止中で、ノルドストリーム2は一度も稼働したことがなかった。それでも2本とも圧縮天然ガスが通っており、そのガスの大半はメタンだった。ドイツ連邦環境庁は、放出されたメタンの量はパイプライン2本の当時の推定状況やガスの量に関する情報を基に算出したと説明した。パイプラインには漏れたガスを抑え込む仕組みはなく、内部のガスは全て放出される公算が大きいという見方を示した。

■ 929日(木)、英国の持続可能性ガス研究所は、海底パイプラインからのガス漏れに関する既存のデータは乏しく、海面に達したガスの量を正確に把握することは困難だと語った。「ロシア国営ガス会社では、ガスの流量に基づく試算を行うだろうが、彼らは実際の大気中へのガス(メタン)漏れの量について、測定と監視を行うチームを派遣する必要がある」と研究員は言う。

■ 101日(土)、ロシアの国営ガス会社のガスプロム社は、「8億㎥のガス漏れが起きていると思われる。漏れたパイプラインには、8億㎥のガスが入っていると推定され、これはデンマークの3か月間の消費量に相当する」と明らかにした。

■ 安全保障関係者は、もし攻撃が意図的なものであれば、無人の水中ドローンによって実行されたか、ボートによって地雷が投下または設置されたか、ダイバーによって実行されたか、あるいはパイプ内部から実行された可能性があると推測している。しかし、爆発の原因が何なのか、どこから来たのか、パイプラインの外側からなのか内側からなのか、まだわかっていないという。パイプ内側からの可能性については、

ロシアからドイツへのパイプラインには、ピギング(ピグ工法)と呼ばれる作業によって洗浄機や検査機を送り込むことができ、ピギングを転用した攻撃もありうるという。

■ 2007年、ノルドストリームが最初に建設される前、スウェーデン国防研究所によるプロジェクト計画の照査において、テロとの関連でパイプライン周辺における爆発の可能性について警告が出されたことがある。この中で、「コンクリートで覆われているとはいえ、パイプラインはかなり脆弱であり、ダイバーがひとりいれば爆発物を設置するには十分である。ただし、そのような攻撃による影響はそれほど大きくないとみられ、この種の小規模な事件が大規模な爆発につながることはほとんどないと考えられる」とこの報告書では説明している。

■ スウェーデン当局によると、漏れが止まり、パイプラインを安全に検査できるようになるまでには、1 2 週間かかる可能性が高いという。英国オックスフォード大学の専門家は、損傷した部分を交換する必要があるため、修理には36か月かかると見積もっている。過去の別なパイプラインへの同様の損傷には、9か月かかったという。

■ ドイツ当局は、迅速に修理されない限り、損傷したパイプラインが海水による腐食のために再び稼働する可能性は低いと述べた。


補 足

■「バルト海」(Baltic Sea)は、欧州の北に位置する地中海で、ヨーロッパ大陸とスカンディナビア半島に囲まれた海域である。ユーラシア大陸に囲まれた海域ともいう。 西岸にスウェーデン、東岸は北から順にフィンランド、ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、南岸は東から西にポーランド、ドイツ、デンマークが位置する。

「ボルンホルム島」(Bornholm)は、バルト海上にあるデンマーク領で、人口約4万人の島である。スウェーデン、ドイツ、ポーランドに挟まれており、行政面ではデンマーク首都地域のボルンホルム基礎自治体を成している。ボーンホルム島と表記されることもある。

■ 「ノルドストリーム」 (Nord Stream)は、ロシアの国営企業ガスプロム社(Gazprom)が所有し、ロシア・サンクトペテルブルク近くの沿岸からドイツ北東部まで約1,200kmにわたる天然ガスパイプラインである。パイプラインは長さ12mのパイプ約20万本で構成され、直径48インチ径で厚さ約40mmの鋼製ラインパイプで、厚さ110mmのコンクリートの被覆が施されている。 

 名称のノルドには「北」、ストリームには「流れ」という意味がある。ノルドストリームは大きく2本あり、それぞれ「ノルドストリーム1」「ノルドストリーム2」と称し、2020年時点の概要は表のとおりである。

 ノルドストリーム1は2012108日に開通した。全長1,222kmのノルドストリーム1は、ランゲルド・パイプラインを上回る世界最長の海底パイプラインとなった。2018年から2021年にかけてノルドストリーム2の敷設が行われ、20219月に完成した。

 ノルドストリーム・プロジェクトは、パイプラインが欧州におけるロシアの影響力を強めるという懸念や、中・東欧諸国の既存パイプラインの使用料が連鎖的に削減されるという理由から、米国、中・東欧諸国から反対を受けていた。ロシアがドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を承認すると表明したことを受けて、この決定が領土保全と国家主権の尊重という国際法の原則に反する行為であるとして、ドイツの首相は2022222日にノルドストリーム2の認証作業を停止した。

 2022224日(木)のロシアによるウクライナ侵攻以降の影響は、つぎのとおりである。

 ●「ノルドストリーム2」はまだ一度も稼働したことはない。ロシアによるウクライナ侵攻の直前にドイツにより運用開始が延期された。しかし、20229月の時点で、パイプライン内に3億㎥の天然ガスが入っていたという。

 ● 稼動していた「ノルドストリーム1」は、20226月に輸送量が 75%削減され、1日あたり 17,000万㎥が約 4,000万㎥になった。

 ● 20227月、 「ノルドストリーム1」は定期的な点検作業を理由に10日間停止された。再開したとき、流量は 1日あたり2,000万㎥と半分になった。

 ● 20228月下旬、「ノルドストリーム1」は機器の不具合を理由に完全に閉鎖された。それ以来、パイプラインは稼動していない。

所 感

■ バルト海のガス漏れの事象について、報道では欧米とロシアの観念的な言い合いが報じられている。しかし、爆発やパイプラインの損傷状態を見た人はなく、まず真偽に疑問をもつのが率直な感想である。そこで、このブログでは、報道記事の中で政治的な話を抜きにガス漏れの状況とその対応に焦点を当ててまとめた。

■ それでも、海面のガス漏れは海底パイプラインから来ているものという推測に間違いないだろう。海底パイプラインから天然ガスが海上に漏れた事例としては、つぎのようなメキシコ湾で海上に漏れたガスに落雷で着火した事故がある。

 ●「メキシコ湾の海が燃えている?」 20219月)

 バルト海はNASAによる世界の雷マップ」20126月)で雷の発生頻度が低いところであるが、今回の事例では4か所から天然ガスが漏れているのによく火がつかなかったものである。

 このほか海底パイプラインからの流出や天然ガスパイプラインの爆発・火災事故には、つぎのような事例がある。

 ●「オーストリアの天然ガスパイプライン施設で爆発、死傷者22名」201712月)

 ●「インドネシアのボルネオ島で海底パイプラインから油流出、死者5名」20184月)

 ●「米国オハイオ州で天然ガスパイプラインが爆発」20182月)

■ すでに捜査は始まっているとみられるが、ガス漏れが止まった(らしい)ので、つぎはデンマークとスウェーデンが主となる状況調査が行われる。その状況を注視しておきたい。


備 考

 本情報はつぎの情報に基づいてまとめたものである。

   Nhk.or.jp,  ロシア ドイツ結ぶパイプラインガス漏れ原因に関心集まる,  September  28,  2022

     Cnn.co.jp,  海底パイプラインで4件目のガス漏れ スウェーデンが確認,  September  30,  2022

     Bbc.com,  欧州、石油・ガス施設のセキュリティを強化 ガス漏れはロシアの「破壊工作」,  September  29,  2022

     Nippon.com, 8億立方メートルのガス漏れか ロシア国営ガス会社が指摘 ロシアからドイツへのパイプライン,  October  01,  2022

     Wired.jp, 「ノルドストリーム」で起きたガス漏れは破壊行為なのか? 難航が見込まれる破損原因の究明,  October  01,  2022

     Nordot.app,  ノルドストリームガス漏れ 意図的損傷の可能性も,  September  28,  2022

     Bloomberg.co.jp,   ノルドストリームのガス漏れ、気候変動に深刻な影響も-メタンを放出,  September  28,  2022

     Nytimes.com, Mysterious Blasts and Gas Leaks: What We Know About the Pipeline Breaks in Europe,  September  28,  2022

     Bbc.com, Nord Stream: Sweden finds new leak in Russian gas pipeline,  September  30,  2022

     Npr.org , Seismologists suspect explosions damaged undersea pipelines that carry Russian gas,  September  27,  2022

     Euronews.com, Nord Stream: Fourth leak found as Russia and West trade blame over alleged sabotage of gas pipeline,  September  29,  2022

     Apnews.com, Danes: Nord Stream 2 pipeline seems to have stopped leaking,  October  02,  2022

     Nature.com, What do Nord Stream methane leaks mean for climate change?,  September  30,  2022

     Nytimes.com, The Nord Stream pipelines have stopped leaking, the Danish Energy Agency says. ,  October  02,  2022

     Equity.jiji.com,  ガス漏れ、一部停止もまだ継続=ロシアのパイプラインスウェーデン,  October  03,  2022


後 記: 今回の報道では、意図的な妨害行為によって引き起こされたとし、背後にある動機についていろいろな記事が出されています。政治的プロパガンダといえるでしょう。状況調査が行われますので、その状況を注視しておきますが、救いは報道の自由度ランキング(2022年)で2位のデンマークと3位のスウェーデンが報じることになるので、事実が曲げられることは無いでしょう。

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