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2012年6月14日木曜日

NASAによる世界の雷マップ

 前回は2012年4月27日、米国オハイオ州で落雷によると思われるタンク火災の情報を紹介しましたが、今回は要因である雷の発生頻度をまとめたNASA(アメリカ航空宇宙局)の雷マップを紹介します。

後記; 今回は、直接、タンク火災に関する事故情報でなく、要因である雷に関するNASAの情報を紹介しました。現在、NHKの日曜夜9時から「宇宙の渚」という科学番組をやっていますが、先日はこの中で「妖精」と名づけられた「スプライト現象」(Sprite)について取り上げていました。私たちが地上で体験する雷について宇宙ではどのように影響しているかNASAが調査している内容です。
 宇宙船に滞在した宇宙飛行士が、地上で雷が発生した際、宇宙空間では謎の閃光を目撃し、これが「スプライト」と名付けられました。雷雲の持っている電荷は地上では雷として発散されるように、宇宙空間ではスプライトという閃光を発して電荷が発散されているという話でした。
 この番組の中で、地球上で最も雷が多いのは中央アフリカであると言っていましたが、地域的に言うと、今回の雷マップで言及しているように中央アフリカのコンゴ民主共和国です。地上では、時として被害を与えている雷ですが、宇宙から見る雷光はフラッシュライトのようだと思いながら番組を見ていました。 











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