このブログを検索

2012年11月16日金曜日

米国ニュージャージー州でハリケーン襲来後にタンクから油流出

 今回は、米国にハリケーン・サンディが襲来し、2012年10月31日、ニュージャージー州にある石油ターミナルのタンクが損傷して、油が流出し、その一部が公共水路に出るという事故を紹介します。
本情報はつぎのようなインターネット情報に基づいて要約したものである。
  ・Reuters.com, Motiva: At least Two Diesel Tanks Damaged at Sewaren Terminal, November  1, 2012
      ・Reuters.com, 2-Fuel Spill Reported at NJ Refinery after Sandy, November  5, 2012
      ・English.Capital.gr, Clean-Up Efforts Continue at Motiva7s Sewaren Terminal Spill Site in N.J.-Shell , November  1, 2012   
      ・BeforeIt’sNews. com, Post-Sandy Oil Spill at Motiva Enterprises Oil Terminal, New Jersey, November  5, 2012
      ・SkyTruth.org, Post-Sandy Oil Spill at Motiva Enterprises Oil Terminal, New Jersey,  November  1, 2012  
      ・MotivaEnterprises.com, Summary of Impact on Motiva Terminals in NJ and NY: Hurricane Sandy, November  1, 2012 
      ・MotivaEnterprises.com, Fact Sheet: Motiva Sewaren Diesel Spill, November  7, 2012

<事故の状況> 
■  2012年10月31日(水)、米国ニュージャージー州セヴァアンにある石油ターミナルから油が流出するという事故があった。事故は、ロイヤル・ダッチ・シェルとサウジ・アラムコの合弁企業として設立されたモーティバ・エンタープライズ社のセヴァアン・ターミナルがハリケーン・サンディの襲来によって、2基のタンクが被災を受け、約300,000ガロン(1,100KL)のディーゼル燃料油が流出し、その一部が公共水路に出たものである。
 モーティバ社のセヴァアン・ターミナルは石油製品500万バレル(80万KL)の貯蔵能力があるほか、エタノールの供給を鉄道と水上輸送の両方で行っている。
■ ロイヤル・ダッチ・シェルの子会社であるシェル・オイル社が11月1日(木)に発表したところによると、モーティバ・エンタープライズ社のセヴァアン・ターミナルにおいて2基のタンクが損傷し、このため約6,600バレル(1,050KL)のディーゼル燃料油がウッドブリッジ・クリークへ流出したが、現在、クリーンアップに努めているという。
 シェル社の広報担当であるケーラ・マッケさんによると、事故対応部隊の活動によってキルバンカル水路に通じるウッドブリッジ・クリークへの漏れは止めることができたという。キルバンカル水路はニューヨーク港とニュージャージーにとって重要な水上交通のひとつである。
■ 現場では、アメリカ沿岸警備隊、ニュージャージー州環境保護庁および郡当局の調整によってクリーンアップ作業が進められていると、マッケさんは語った。 130名が動員され、スキマーやバキューム車を使用して、オイルフェンスによる2次封じ込めエリアから貯蔵タンクへ油と水の混合液の移送が続けられている。
 沿岸警備隊のラッセル・ティベッツ氏がCNNの記者に語ったところによると、事故はタンクが壊れたことによって起こったもので、ディーゼル油の大半は封じ込めの設備内に留まっているという。
     ニュージャージー州で油流出のあったセヴァアン付近   (写真はグーグルマップから引用)
■ セヴァアンの施設のほか、モーティバ社のニューヨーク・ターミナルがハリケーン・サンディによって洪水に遭い、停電になっているという。 マッケさんによると、「地元自治体の援助のもと、モーティバ社はニュージャージー州のセヴァアンを含めてすべての石油ターミナルについて検査を行い、被害の評価を実施中です。すべての従業員に連絡をとった結果、ハリケーンによってケガした人はいなかったと報告を受けています。被害の評価結果が出れば、操業再開の見込み時期がわかると思います」とEメールで回答している。
■ 11月5日(月)までに、当局は流出したディーゼル燃料油378,000ガロン(1,430KL)のうち約322,000ガロン(1,220KL)を回収したと、ニュージャージー州環境保護庁の広報担当のラリー・ラゴニーズ氏が語っている。精製された油が流出した場合、重質原油に比べると、かなり早く消散してしまうので、比較的クリーンアップは容易だと言われている。ラゴニーズ氏は、「会社側と沿岸警備隊は、実際よく対応してくれました。会社側が雇った請負者によるクリーンアップ作業で、漏れ出た油はほとんど処理できていますし、あとは海上に浮遊している残りの油分を処理するだけです。それにしても、私たちが経験した中では大きな流出事故でした」と語った。
■ 沿岸警備隊によれば、モーティバ社のターミナルの油流出では、約14,800フィート(4,500m)のオイルフェンスが張られ、457,519ガロン(1,730KL)の水混じりの油が回収されたという。

■ 沿岸警備隊が11月5日(月)に発表したところによると、 ハリケーン・サンディ襲来後、ニュージャージー州リンデンにあるフィリップス66のベイウェイ製油所から7,700ガロン(1,220KL)の油が流出したといい、ニューヨーク港石油取引ハブにおいて2番目に起こった漏洩であることは明らかであるという。ニュージャージー州ベイヨン近くの住民からディーゼル臭がするというクレームから漏洩していることがわかった。ニュージャージー州環境保護庁の担当者によると、住民はベイウェイ製油所で少量の油漏れがあったことに気がついていたという。製油所から漏れた油の種類が何か、そしてどのように封じ込めが行われているかははっきりしていない。この件についてフィリップス66の広報担当に問い合せたが、回答はなかった。フィリップス66のベイウェイ製油所における漏洩が、この地域で主要なガソリン生産の拠点である製油所の操業に影響を与えるのかどうかはっきりしていない。
■ 沿岸警備隊は、ニュージャージー州のキンダー・モーガン社のパースアンボイの石油ターミナルから油水混合液780,000ガロン(2,950KL)を回収したと発表している。キンダー・モーガン社は、自社のタンクからの油でなく、川の上流にある別なターミナルにおけるクリーンアップ作業から出た液だと言っている。 沿岸警備隊によると、クリーンアップ作業の請負者もまた近くのバックアイ施設から流れてくるキラキラの油膜を調べていたという。
 
■ モーティバ社ターミナルの油流出に伴い、沿岸警備隊はアーサーキル川を通る海上通行を規制していたが、11月1日(月)には解除され、船はゆっくりと航行できるようになった。 
■ 流出事故後、NOAA(米国海洋大気庁)による空撮写真が撮られ、スカイ・トゥルースが事故前のグーグルマップの写真と比べ、ハリケーンによる被害の状況がよくわかる。写真によってひどい被害を受けている構造物や浸食されている海岸の様子がわかった。また、油による環境汚染の状況もわかった。11月2日および3日に撮られたNOAAの空撮写真では、アーサーキル川、近くの海岸および工場施設内に多くの油膜が見られる。このうちのいくつかはモーティバ社の油流出によるものと思われる。セヴァアン・ターミナルを撮った写真に見ると、2基の貯蔵タンクが基礎からずれて、部分的に壊れかかっているのがわかる。これが流出の原因だと思われる。
■ 環境団体のスカイ・トゥルースは、ハリケーン・キャサリンやハリケーン・アイクのような過去の大きなハリケーン来襲時に見られたように、沿岸のオイル取扱い施設は洪水や高潮に脆弱であるといい、つぎのように指摘している。科学者の予測では、海洋の温暖化によってたびたび大きなハリケーンが発生するようになって来ているという。そして、二つ政党の政治家も海洋での石油掘削の開発を進め、オイル取扱い施設を沿岸に建設することを推し進めてきた。このような油流出事故は、これからもたびたび眼にすることになるだろう。

<モーティバ・エンタープライズ社のニュース・リリース>
「モーティバ・セヴァアンのディーゼル燃料油の流出」のファクトシート(2012年11月7日)
■ モーティバ・セヴァアン・ターミナルはハリケーン・サンディによってどのように被害を受けたのか?
 モーティバ・セヴァアン・ターミナルおよび近くにある別な施設は、洪水に遭い、電源が喪失し、強風による被害などを受けました。

■ 貯蔵タンクはどのような被害を受けたのか?
 ディーゼル燃料油のタンク4基が高潮によって損傷し、そのうち2基からタンク内液が漏れ出ました。

■ タンク内の油の種類は何か? また、どのくらいの量が漏れたか?
 油は超低硫黄ディーゼル燃料油です。漏洩した正確な量は、2基のタンクの検査を安全な状態で実施した後、調べることとしています。

■ 流出した油はどこへ流れたか?
 漏れ出たディーゼル燃料油の大半は貯蔵タンクまわりの防油堤と2次の封じ込めエリア内に留まり、いくらかの油が構外のウッドブリッジ・クリークへ流出しました。

■ 流出を止めるためにどのような対策をとったのか?
 私どもは、ただちに社内の緊急時対応計画を実行しました。これにより2次の封じ込めエリアからウッドブリッジ・クリークへの漏れを止めることができました。地域住民と緊急対応メンバーの安全確保がモーティバ社の最優先事項です。なお、安全計画は過去からの経験を積み重ねて作成したものです。

■ ハリケーンによってケガをした従業員はいなかったか?
 ありがたいことに、ハリケーンによってケガをした従業員はいませんでした。

■ 流出の対応に当たってクリーンアップはどのように実施するのか?
 事故対応の現場指揮系統を確立し、約150名の対応者を動員し、オイルフェンス14,800フィート(4,500m)、オイルスキマー14台、バキューム車9台、平底のはしけ3隻、作業ボート18隻、ディーゼル燃料油を回収するための吸収パッドと吸収型オイルフェンスを使用してクリーンアップ作業を実施しています。必要があれば、資機材を追加して対応します。
 作業はまず囲い込みを行い、封じ込めエリアに漏れた油と水の混合液の回収を行い、さらにウッドブリッジ・クリーク、スミス・クリーク、アーサー・キル川、ターミナル・ドック付近に浮いた油を水と一緒に回収しています。

■ クリーンアップについてほかに誰が作業しているか?
 アメリカ沿岸警備隊、ニュージャージー州環境保護庁、アメリカ海洋大気庁(NOAA )および地方の関係機関と密接に連携して作業を行なっています。また、ウッドブリッジ・タウンシップの担当部署と常に連絡を取り合っています。

■ ディーゼル燃料油とはどんな油で、水と接触するとどうなるのか?
 ディーゼル燃料油は、軽質で精製された石油製品です。水に流出した場合、ディーゼル燃料油は極めて短時間で広がり、薄い膜状すなわち油膜になります。大抵は2・3日以内で蒸発したり、自然消散すると思われます。さらに、ディーゼル燃料油は適当な風の条件において消散しやすい傾向にあり、そして1~2か月の間には、自然界にある微生物によって完全に分解してしまいます。(出典;NOAA科学支援チーム)

■ 近くの住民がディーゼル臭を感じているが、人の健康に対して害はないのか?
 ディーゼル臭で住民の方にご不便をお掛けしていることについて深くお詫び致します。スミス・クリーク近くの地区でモーティバ社とUSCG(沿岸警備隊)が実施した既設計測器による空気モニタリングでは、事故時にも平常と変わらない数値で、特に異常に高くなった成分は認められませんでした。従って、この地区に漂うディーゼル臭が人の健康に影響を及ぼすことはないと思います。

■ 油流出は、鳥などの野生生物へどのような影響があるか?
 現場対応はトライ-ステート鳥類救護・研究センターと密接に作業を進めています。これまでに油まみれになった鳥12羽が救護され、リハビリのためデラウェア州ニューアークにある施設に移送されました。そのうち4羽の鳥が死んでしまいました。

■ 流出事故によって損失や被害が発生した場合の対応について
 流出事故が原因で損失や被害が出た場合、モーティバ社はいつでもクレームを受付け、正当なクレームに対しては補償致します。 
■ 改めて、事故に伴い、地域社会へご迷惑・ご心配をおかけしたことを深くお詫び致します。モーティバ社のターミナルは1930年代から操業をしてきており、地域社会にも深いつながりの歴史をもってきました。私どもは、近隣にご迷惑をお掛けすることがないように、日々、ターミナルの操業に努めて参ります。

油流出事故のあった地区付近の空撮写真(2010年)では、数多くのタンクが見える。
  (流出事故があった場所は左上のタンク群) 
(写真はグーグルマップを使用したSkyTruth.orgから引用) 
アーサーキル川沿いにあるモーティバ・セヴァアン・ターミナル。
上は事故前の
2010年写真、下が事故後の113日の写真。報告では4基が被災したという。写真ではあきらかに2基がタンク基礎からずれているのがわかる  (写真はSkyTruth.orgから引用) 
NOAAによる空撮写真では、アーサーキル川の支流口に設けられたオイルフェンスが見える。
しかし、油の帯がアーサーキル川本流側へ流れているのがわかる。
(写真はSkyTruth.orgから引用)
NOAAによる空撮写真では、支流口より南のアーサーキル川本流に別な油膜が流れているのが見える。
発生源は不明。  
(写真はSkyTruth.orgから引用) 

NOAAによる空撮写真では、上の場所より更に南の旧工業地区前のアーサーキル川に幾筋もの油膜が見える。
発生源は不明。  
(写真はSkyTruth.orgから引用) 

補 足
■  「ニュージャージー州」は米国東部の大西洋沿岸にあり、人口約880万人で、州都はトレントンである。
州の北東にハドソン川をはさんでニューヨークと接し、南西にフィラデルフィアと隣接しており、古くから2つの都市を結ぶ回廊として発展してきた。
 2012年の米国大統領選挙にも大きな影響を与えたハリケーン・サンディは10月29日にニュージャージー州南部に上陸し、多大な被害が出た。米国における死者は120名以上、被害総額は500億ドルを超えるといわれている。
 「セヴァアン」は、ニュージャージー州の中部に位置し、ミドルセックス郡にあり、人口約2,800人の町である。

■ 「モーティバ・エンタープライズ社」( Motiva Enterprises, LLC )は、ロイヤル・ダッチ・シェルの子会社であるシェル・オイル社とサウジアラムコの合弁企業の石油会社である。本社はテキサス州にあり、メキシコ湾岸に3つの製油所を持ち、合計74万バレル/日の精製能力を有している。石油ターミナルは41か所で合計315万KLの貯蔵能力を持っている。ニュージャージー州にはセヴァアンに石油ターミナルがある。

■ 「アメリカ海洋大気庁」 (National Oceanic and Atmospheric Administration;NOAA)は、米国商務省の機関の一つで、海洋と大気に関する調査および研究を専門とする。ハリケーン通過後、NOAAは沿岸部および浸水区域に航空写真調査飛行を行い、関係の画像が一般に利用可能となっている。

■ 「スカイ・トゥルース」(Sky Truth)は環境保護団体の一つで、保有しているリモート・センシングとデジタル・マッピング技術をハリケーンなどによる環境汚染の状況調査に適用し、ウェブサイトで航空写真画像を公開している。2012年8月末のハリケーン・アイザック襲来時に公開した情報は、当ブログに「米国ルイジアナ州の製油所でハリケーン襲来後に油漏出」(2012年9月)に紹介した。

■ 「トライ‐ステート鳥類救助・研究所」(Tri‐State Bird Rescue & Research Inc.)は、1982年に設立された非営利環境保護団体で、本部は米国デラウェア州ニューアークにある。設立のきっかけは、1976年デラウエア川近くでリベリアの石油タンカーが座礁して油流出事故を起こし、野生動物、特に鳥類に被害が及んだ事例を活かそうとしたものである。 特に、石油流出の影響を受けた野生動物のリハビリテーションの実施と研究は世界的に注目されており、全米の事故対応だけでなく、世界における事故や会議にスタッフが派遣されている。
 2012年1月11日に起こったニュージャージー州ワシントン・タウンシップにおける「米国で地下タンクからの油流出によって環境汚染」事故において、トライ‐ステート鳥類救助・研究所が活動したことは、当ブログ(2012年2月)でも紹介した。

所 感
■ ハリケーン襲来による米国の油流出事故は、201292日、ハリケーン・アイザックによってルイジアナ州のフィリップス66社アライアンス製油所において起こった油漏出事故に引続くものである。
 今回はハリケーンによる多くの被害が出た中での情報のため、報道にも混乱がみられる。例えば、流出源のタンク基数について「少なくとも2基」あるいは「1基のみ」と報道によって違いがあったりしている。実際、現場での取材は余り行われていないようで、記事だけでははっきりしなかったが、「スカイ・トゥルース」の公表した写真を見ると、オイルフェンスを越えて流れている油膜のほか、発生源がはっきりしない油膜も確認されている。油まみれになって死んだ鳥がいることをみると、汚染の程度は小さくなかったと思われる。
■ 今回のタンク損傷は、洪水(高潮)と強風の相乗効果によるものと思われる。冠水だけであれば、タンクが移動する可能性は小さいが、タンク内液が少ない状態で冠水し、強風に曝されると、今回の事故ようにタンクが基礎からずれて、移動するということを認識させられる事例である。  
■ 大きな自然災害が伴った場合、今回のような貯蔵タンクからの油流出事故の情報は埋没しやすい。  20107月末にパキスタンで大きな洪水が発生したが、エキスプレス・トリビューン誌によると、「ムザファルガル地区の油流出は大きく報道されていないが、この地方の主要な3つの石油施設に貯蔵されていた何千トンという油とケミカルが荒れ狂った洪水に流されてしまい、環境への影響について心配される」と1か月後に報道した。 
 2010311日の東日本大震災では、総務省消防庁によって危険物施設に関する調査が行われ、この報告によると、津波によって4事業所の10基の屋外タンク貯蔵所から流出した油量は11,521KLとなっている。この油流出による環境汚染の問題について言及した報道はない。また、環境省が調査した様子もない。なお、東日本大震災における貯蔵タンクなどの被害の概要は危険物保安技術協会がインターネットに公表している。  (注記; 「東日本大震災における危険物施設の被害概要」 Safety & Tomorrow誌 20117月号)  http://www.khk-syoubou.or.jp/pdf/guide/magazine/138/contents/138_16.pdf  

後記; ここで2回にわたって紹介したので、ついでにもう一度紹介しておきます。出光興産徳山製油所の旧アスファルトタンク解体工事でついに最後の1基が解体されています。時代の流れとはいえ、衰退していく石油精製工業の象徴のように見えます。
 しかし、タンクが無くなれば、すっきりして空が広くなりました。製油所が閉鎖されるのは、日本だけでなく、米国でもそうでした。そうでしたと過去形で言うのは、状況が変化してきています。“シェールガス革命”です。テレビや新聞で報じられているように米国では、シェールガス・シェールオイルの生産が活発化しており、近い将来に米国は石油輸入国から輸出国になるという推測も出ているようです。実際、閉鎖した製油所をシェールオイルの精製用として再稼動しているところもあります。今後、どのように進んでいくのでしょうね。明るい方向に行ってもらいたいものです。

























  


0 件のコメント:

コメントを投稿