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2011年12月19日月曜日

米国のアロンUSAエナージー社でタンクが爆発火災

今回は、2011年11月30日(水)、米国カリフォルニア州カーン郡ベーカーズフィールドにあるアロンUSAエナージー社の子会社パラマウント・ペトロリアム社が操業しているベーカーズフィールド製油所において、ディーゼル燃料油タンクが爆発して火災を起こした事故を紹介します。

後記; 今回の事故情報の中で興味深く注目したのは、カーン郡消防署のホームページ(ウェブサイト)です。消防署の人員・資機材の情報を写真入りで紹介し、出動した事故に関する消防署としての情報を公表していることです。米国の消防署は情報公開に積極的ですが、自らの消防活動を整理してホームページで公表している例としては出色だと思います。
 地元なので、その後の情報を紹介しますと、11月13日に山口県周南市の東ソーで起きた塩ビモノマー製造設備の爆発火災事故は1か月後の12月14日に東ソーによる記者会見がありました。原因調査は進展していないということです。現場に油などが残っている可能性があって危険なため、現場検証が進んでいないということです。それから事故に直接関係ないのですが、忘年会シーズンを迎え、地元の商工会議所が会社に対して自粛をしないようにしてほしいと要望したそうです。時代は変ってきたことを感じます。
 

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