今回は、貯蔵タンクに関係するパイプラインの事故情報を紹介します。2011年9月12日、ケニアのナイロビでケニヤ・パイプラインからガソリンが漏れて、爆発・炎上し、多数の死傷者を出した事故です。日本でも報道されましたので、ご存知の方もおられるかと思います。 しかし、報道では多数の死者が出たことについての簡単な記事で、事故状況として「パイプラインが破損」あるいは「パイプラインに穴をあけて原油を盗もうとしたら爆発」という内容でした。この記事だけの記憶がある方は、実際の事故状況は随分違うと思われるでしょう。
後記; 先日、韓国で行われた世界陸上では、マラソンなど長距離種目でケニアの活躍は群を抜いていました。強い選手が続々現れ、圧倒されました。ケニアの陽の部分でした。ところが、その直後の今回の事故では、ケニアの貧困、スラム街の問題など陰の部分が浮かび上がリ、全世界に発信されてしまいました。「がんばれ! ケニア」という気持ちです。
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