今回は、日本では余り報道されていませんが、米国では下院の委員会にかけられるほどの問題となっているパイプラインからの油流出事故を紹介します。
2011年7月1日、米国モンタナ州のイエローストーン川に敷設されていたエクソンモービル・パイプライン社のパイプラインが破損して油が流出したものです。
後記; 今回はタンクに直接関係した事故ではなく、密接に関係しているパイプラインの油流出事故を紹介しました。 米国のパイプライン事情の一端を物語る事故のように思います。
そして、事故が起こった後の経緯を見ていくと、被害範囲の過小化、後手に回った対応、当事者および規制当局への不信感などは福島第1原子力発電所の事故の経緯と似ているように思いました。 当事者の主張の変化を含め、このように事故後の経緯が情報として出てくることは稀ですので、内容が重なったり、繰返しの部分もありますが、変化の経緯を記すためやや長い事故の紹介になりました。
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