2011年7月16日土曜日

イングランドの廃油貯蔵施設で火災事故

 今回は、2011年6月3日(金)イングランドのケント州キングスノースにあるエコ‐オイル社の廃油貯蔵施設で起こった火災事故を紹介します。
後記; 今年は梅雨明けが早く、暑い夏がやってきて、うだるような日が続いています。しかし、東日本大震災で被災された方のご苦労に比べれば、不自由のない生活だと感じています。
 ところで、今回の事例に関連して思い出したのは、福島第1原子力発電所事故の初期の緊急事態対応のことです。 冷却水の供給が止まり、緊急避難的な措置として外部から放水を行う必要がある段階で、自衛隊のヘリコプターによる放水が最初に実施されましたが、プロの緊急事態対応とはいえません。 東京消防庁の遠距離大量送水装置隊(スーパーポンパー隊)の出動は2転・3転しましたが、あの状況下では、大容量(泡)放射砲システムか遠距離大量送水装置しかなく、戦術上からいえば、遠距離大量送水装置を最優先で使うべきでした。 
 

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