2011年8月19日金曜日

内部浮き屋根シールの供用中検査の方法

 今回は事故情報でなく、内部浮き屋根式タンクの屋根シールに関する情報を紹介します。2010年10月に行われたAPI(米国石油協会)タンク会議の中で発表された「内部浮き屋根シールの供用中検査の方法」です。 内部浮き屋根式タンクは揮発性の高い液体による大気汚染を防止するため近年になって採用されてきたタンク型式で、構造にはいろいろな形式があります。 外から見えない内部浮き屋根について米国の実情を示す情報として興味深い内容です。
後記; 高校野球の熱闘が続いています。若い頃は感じていませんでしたが、年をとってくると本当にあの炎天下でよくやっているなあと感心しています。あの暑さに対する抵抗力や持久力は若さそのものです。 しかし、最近、少し筋力トレーニングをやっていますが、鍛えれば年をとってからでも筋力はつくと感じています。“年寄りの冷水”のようですが、10年後の自分と比べれば、今が一番若いと思いつつ、身体と相談しながら、汗をかいています。 

2011年8月12日金曜日

貯蔵タンク事故の研究

 今回は、2005年のロス・プリベンション・ジャーナルに投稿された「貯蔵タンク事故の研究」(A Study of Storage Tanks Accidents)を紹介します。 世界的に見るとタンク事故は少なくないということを裏付ける資料です。1960〜2003年までの43年間に起こった242件の貯蔵タンク事故について分析したもので、想定外ということがいえないほどいろいろな原因で事故が起こっていることを示すものです。
後記; 朝から蝉が鳴き、暑い夏が続きます。 先日、久しぶりに山口県で最も有名な観光地の一つである秋芳洞へ行ってきました。洞内は長袖を着ても良いほどひんやりした温度です。ただし、洞内から出ると、この夏の暑さを倍に感じました。 この秋には山口県で国体があり、秋吉台ではロードレースの自転車競技が予定されています。 草原の中に白い石灰岩が顔を見せる台地は本当に自転車で走りたくなる風景でした。